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つっちー

主筆:つっちー
九州方面某田舎在住。
三十路男。偏屈。理屈屋。
人生ザッピング。
最近、妻に逃げられました(マジ)。

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その値段、100ガンプラ!・・・(某所での買い物について)
福岡県、県内一の繁華街は何処ですか?という質問には、恐らく、天神地区と答える人がほとんどだと思う。この地域はそれほど広い地域では無く、東京でいえば、渋谷と池袋を足して二で割ったものを縮小した感じだと個人的には思っていて(あくまで新宿は混じらないと最近思う)、それほど繁く通う必要は無いが、やはり、探し物の時は行く必要がある場所のひとつではある。

ちと、専門書の類と知人に送る贈答品を購入する必要があって、久しぶりに街に出た(この街に出るという感覚が実に田舎者である)。JRと地下鉄を乗り継いで、街に出て、地元で唯一と言って良い行きつけの酒屋を探す。昨年、帰郷してから一度も訪ねていなかったこともあって、懐かしい人に会えるかとも思い期待して訪ねたのである。

元々、あった場所は別のインテリアショップになっていて、聞いてみたところが「移転した」という話でその移転先を訪ねた。ワイン、シャンパンを中心に店長が集め、オーナーの日本酒、焼酎好きが高じて、店は中心に線を引いたがごとく、相反する品揃えをしている独特の店であった。自分でも稀にワインを飲むが、通常の飲酒でワインを飲むことは稀で、ほとんど、日本酒か、焼酎であるから、オーナー自慢の品物をかなり買った記憶がある。店長がそろえたワインに関しては、贈答品として愛用させていただく事が主になる。成人してから、披露宴パーティーの贈答やら、何かの記念の贈答やらで結構色々と無理も聞いてもらった。誕生年のワインの贈答なども出来る限り答えてくれるし、それほど価格も高くなく、美味いモノを勧めるという方針がありがたい。

移転先の店は、元の店舗の五倍ぐらいの売り場面積になっていて、食料品の棚まで出来ていた。オーナーは、近頃、店に居ないと言っていたが、店長の名前を出すと、統括マネージャーに出世していて、他の支店に行っているらしかったけど、戻ってきてくれた。長い無沙汰ではあったのに、憶えていてくれて、思わず話が弾む。

「いやー。久しぶりじゃないですかー?何年ぶり?」
「何年ぶりだろ。二、三年は軽く経ってるよね?」
「相変わらず、飲んでます?」
「いやあ、もう、飲めなくなってるよね。歳かな(笑)。オーナー元気?」
「元気ですよ。近頃、日本中駆け回ってますよ。自分でやるって言って(笑)」
「いいねえ。そういうの。最近、旅行にも出てないしねえ」
「で、今日は何をお探しで?」
「贈答用のワイン、予算は三万円以内で」
「ご希望の品はありますか?」
「特になし、おまかせで。ごめんね。統括マネージャーに探させて」
「いいですよー。最近、やってないですしね。俺しか解からない隠し玉ありますから(笑)ちょっと待ってて下さい。なんだったら、奥のコーナーに試飲コーナーありますから、ちょっと飲みながらでも待ってて下さいよ」

で、勧められたので、試飲コーナーで、その元店長、今、統括マネージャー氏がお勧めのヴァン・ド・ターブル(テーブルワイン)を二種類ほど試飲しながら、商談用のテーブルで待っていた。どちらも悪くない味で、結構大きなサイズのボトルで二千円しない価格がついていて、「流石であるな」と感心していた所、一人の女性を引き連れて、プリントアウトしたリストを持った氏が出てきた。

「こっちのリスト分は直ぐに出せますね。こっちのリストの分だと一週間以内って所だと思います。問い合わせしてみないと正確な日数は出せないですけど」
「了解で」
「紹介しますね。ここの店長のHです。よろしくお願いします」

そういって、その傍らの店長H氏を紹介された。

「Hです。よろしくお願いします」

名刺を貰って、自分のプライベートの名刺を渡した。結構、ふくよかな女性であった。いくら、私が「デブ専」だの、「ブス専」だのと言われているとはいえ、それにしても、「横綱」という敬称を付けたくなる位の見事さである。外見に似合わずというか、声がカワユイのが、とてもアンバランスでもあった。名札の脇にピンズ(解かりますか?あの初回限定プレゼントなんかについてくるバッジの一種ですね)が付けられていた。それも「鋼の錬金術師」。通称「ハガレン」。若い女性に大人気のあの漫画のモノである。突っ込もうかと思ったが、その内で良いかと見逃しておいた。

「Hさんはもう長くお勤めなんですか?」
「今年の夏で二年になります」
「二年で店長。じゃ、出来る人なんですね」
「そんなことは無いですけど、ワイン好きなんですよ」

そんな感じで話し始めて、悪くない印象でもあり、随分と砕けた話も出来るようになってきた感がある。なかなか賢い印象で、受け答えもよろしく、要を得た話し方をする。大丈夫だという確信を持ったので、

「じゃ、このリストから、Hさんお勧め教えてくださいよ。それから決めますから」
「えー、責任重大ですね・・・。じゃ、これとこれと・・・。これも・・・」

そういって、リストから四点ほどのワインを選んでくれた。結局、その中から二点選んだ。

「ありがとう。助かりました。ついでと言っては何ですけど、自宅で飲むワインも買っていきます。何かお勧めありますか?」
「じゃ、こちらで」

そういって、ワインセラーに案内された。特に値段を指定しなかった事もあって、彼女推薦の一棚だったらしく、上部には比較的高いもの、下に行くにつれて、価格帯も手頃なモノが並んでいる。

「この棚だったら、大体ハズレは無いです。値段も高い物で100ガンプラぐらいで・・・」

100ガンプラ?今、あなた、ガンプラ言いました?それは、間違いでなければ、島本和彦著「吼えよペン」で出てくる通貨単位。1ガンプラ=300円である。つまり、100ガンプラは30000円に相当する。

「島本和彦?」
「え?」
「いや、今、ガンプラってw」
「え?」
「吼えよペンでしょ?1ガンプラ=300円」
「うわ。言っちゃいました。近頃、店員で解かる子が入ってきて、良く話してるんで。好きなんですよ。」

久しぶりに大笑いしてしまった。酒屋でしかも、それなりに大規模の酒屋のワインコーナーでガンプラなんて単位を聞けるとは思いも寄らぬ事であった。ピンズにも気付いていたことを話して、少しばかり、漫画、アニメ話に華が咲いた。存外と趣味が近い事も解かって、なにやら、楽しい気分になったのである。

これからは、マネージャー氏が居ない時でも、彼女が居れば大丈夫だと思った。客前で店員同士の会話が洩れるというのは悪い事と言えるかもしれないけれど、何となく、親近感が湧くじゃない。そういうのもアリだと思った。



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周辺雑記・日記 | 【2006-03-10(Fri) 10:56:48】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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